今年の紅葉はいつ?2025年見ごろ予想

©日本気象協会
秋の楽しみといえば、やっぱり紅葉。鮮やかな赤や黄色に染まった景色を見に出かけると、心が癒されます。
日本気象株式会社の発表によると、2025年の紅葉は「平年並み~やや遅め」と予想されています。地域ごとの見ごろは以下の通りです。
- 北海道(大雪山など):10月中旬~
- 東北(八幡平・奥入瀬渓流など):10月下旬~
- 関東(奥日光・高尾山・長瀞渓谷など):11月上旬~
- 関西(京都・奈良など):11月中旬~
- 九州(雲仙・三十路苑など):11月下旬~
紅葉が鮮やかに色づく条件
毎年同じように見える紅葉ですが、実は「当たり年」と「ハズレ年」があります。美しく色づくには、次の4つの条件がそろうことが大切です。
1. 十分な日照
日中に太陽の光を浴びることで、赤色のもとになるアントシアニンが合成され、鮮やかに色づきます。
2. 昼夜の気温差
気温差が大きいほど紅葉は進みます。最低気温が8℃を下回ると色づき始め、5~6℃の冷え込みが続くと一気に進むと言われています。
3. 適度な湿度
乾燥しすぎると葉がパリパリに、湿気が多すぎると葉が傷むため、湖や川のそばは美しい紅葉が見やすい傾向があります。
4. 樹種のバランス
赤(カエデ)、黄(イチョウ)、橙(カラマツ)など、さまざまな色の葉が混ざり合うと、より立体的で美しい景観になります。
一度は行ってみたい絶景紅葉スポット
※お出かけの際は気象情報や道路情報なども確認してください。紅葉の見ごろはその年の気象条件によって変わります。
オンネトー(北海道)

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原生林に囲まれた神秘的な湖。青やエメラルドグリーンに変わる湖面と紅葉のコントラストが美しい。湖畔には散策路も整備されています。
関連サイト:あしょろ観光協会
奥入瀬渓流(青森県)

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十和田湖の子ノ口から焼山まで続く渓流沿い。豊かな森が生み出す自然美を間近で楽しめます。
関連サイト:十和田奥入瀬観光機構
長瀞渓谷(埼玉県)

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都心からアクセス良好の紅葉スポット。岩畳の景観と川下りが楽しめる人気の散策エリアです。
関連サイト:長瀞町観光協会
養老渓谷(千葉県)

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関東屈指の紅葉スポット。渓谷沿いの散策路で赤や黄に染まる景色を楽しめます。
関連サイト:養老渓谷観光協会
香嵐渓(愛知県)

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愛知県を代表する紅葉名所。モミジが彩る渓谷は、秋になると多くの観光客で賑わいます。
関連サイト:香嵐渓観光協会
黒部峡谷(富山県)

©黒部めぐり
V字峡を駆け抜けるトロッコ電車の旅がおすすめ。橋やトンネルを抜けながら、秘境スポットや紅葉の絶景を楽しめます。
関連サイト:黒部峡谷鉄道トロッコ電車
白駒の池(長野県)

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苔や原生林に囲まれた神秘的な池。湖面に映る紅葉が美しい、北八ヶ岳の隠れた名所です。
関連サイト:佐久穂町観光協会
赤目四十八滝(三重県)

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忍者の里としても知られ、渓谷沿いのトレッキングコースからダイナミックな紅葉景色を堪能できます。
関連サイト:名張市観光協会
東福寺(京都府)

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京都屈指の寺院で、境内の通天橋から眺める紅葉は圧巻。赤・黄・緑のグラデーションが見事です。
関連サイト:東福寺公式サイト
大山(鳥取県)

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ブナ林の黄金色に、カエデやナナカマドの赤が加わった絵画のような紅葉。鍵掛峠からの眺めが絶景です。
関連サイト:鳥取県江府町役場公式観光サイト
三十路苑(長崎県)
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©ながさき旅ネット
小浜温泉と雲仙温泉の間にある庭園。紅葉の季節だけ公開され、夜には幻想的なライトアップも楽しめます。
関連サイト:雲仙市観光戦略サイト
まとめ
- 2025年の紅葉は平年並み~やや遅めで、鮮やかな色づきが期待できます。
- 美しい紅葉を見るには「日照・昼夜の気温差・湿度・樹種のバランス」がポイント。
- 全国の絶景紅葉スポットを巡って、秋の思い出を作りましょう。
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