「失恋した」「離婚したい」…人生の大きな転機に立たされた時、あなたの心に寄り添い、前に進む力をくれるドラマがあります。40代は、仕事でもプライベートでも色々な経験を積んできたからこそ、立ち直るのにもエネルギーが必要。
そんなあなたに、「一人の人生」の面白さや、「人との繋がりの温かさ」を教えてくれる、珠玉の5作品をご紹介します。これらの作品はきっと、もう一度、自分らしく輝くためのヒントを与えてくれるはずです。
1. 大豆田とわ子と三人の元夫

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「バツ3」社長が教えてくれる、最高の”おひとりさま”人生
建設会社社長の大豆田とわ子(松たか子)は、なんと3回の結婚と離婚を経験した「バツ3」のシングルマザー。個性豊かな3人の元夫に振り回されながらも、最終的には「私は一人でも幸せ」という境地に辿り着きます。
このドラマは、恋愛でつまずき続けているようでいて、実は「誰かと一緒じゃなくても、私はこのままで十分幸せだ」と、強く生きる女性の姿を描いています。元夫たちとの軽妙でリアルな「雑談」のようなやり取りを通して、結婚やパートナーは人生のゴールではないこと、そして「幸せとは何か」は自分で決めていいことを再確認させてくれる、大人のロマンティック・コメディの傑作です。
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2. 最後から二番目の恋

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「おひとりさま」だって、人生は最高に面白い!
テレビ局のプロデューサー吉野千明(小泉今日子)は、気づけば45歳独身。古都・鎌倉で、お隣の50歳独身男性・和平(中井貴一)と、軽快でユーモラスな口喧嘩を繰り広げます。
本作は、「人生後半戦」に差し掛かった大人が、孤独とどう向き合うかをホームドラマ的に描いています。千明が持つ「姉御肌」と「寂しがり屋」といった大人が抱える四面性に共感を覚えるでしょう。寂しさを感じている時、「一人で生きるって、意外と楽しくて面白いことだ」と教えてくれる作品です。「変化」を恐れずに受け入れていく千明の姿が、「まだまだ人生はこれからだ!」と、前向きなメッセージを届けてくれます。
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3. 最高の離婚

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「夫婦」から「仲間」へ。新たな絆が見つかる場所
神経質な光生(瑛太)と、おおらかな結夏(尾野真千子)が、勢いで離婚するも一つ屋根の下で暮らし続けるという、現代の結婚と離婚をテーマにしたラブ&ホームコメディ。友人夫婦(真木よう子、綾野剛)も巻き込み、二組の男女の人間模様が描かれます。
このドラマが心を癒やしてくれるのは、恋愛や夫婦という形が崩れても、人との「つながり」は終わらないことを教えてくれるからです。元夫婦でありながら共同生活を送る彼らの姿を通して、友情や仲間といった絆が、いかに人を支える大きな力になるかが描かれます。心が弱っている時に響く、脚本家・坂元裕二による人間心理を突くセリフの数々にも注目。「最高の離婚」とは、別れではなく、それぞれの人生にとって「最高の決断」を意味すると気づかせてくれる作品です。
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4. カルテット

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「ドーナツホール」を埋めるのは、恋愛未満の温かい絆
人生の「ドーナツホール」(満たされない穴)を抱える30代の男女4人が、弦楽四重奏団を結成し、軽井沢の別荘で共同生活を送ります。それぞれが秘密や嘘を抱えながら、人生の「ゆるやかな下り坂」で立ち止まっている物語です。
このドラマが響くのは、恋愛や結婚だけが人生の支えではないことを教えてくれるからです。4人の間で交錯する複雑な人間模様の最終的なテーマは、「友人以上、恋人未満」の何にも代えがたい温かい絆。心が弱っている時に、誰もが持つ孤独を、軽井沢の静かな冬の空気と、彼らの奏でる音楽が優しく包み込みます。「友だちってありがたいな」と感じられる心の居場所を見つける大切さに気づかされます。
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5. セックス・アンド・ザ・シティ (SATC)

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最高の友達がいれば、私は最強!
ニューヨークを舞台に、コラムニストのキャリーと3人の親友たちが、恋愛、仕事、そして友情について赤裸々に語り合うドラマ。華やかなファッションとともに、都会に生きる女性たちのリアルな日常と本音が描かれます。
失恋や離婚で自信を失いかけた時、この作品は「自分の人生の主役は自分」であることを力強く教えてくれます。どんなに辛いことがあっても、最高の親友たちとファッションを楽しみ、コスモポリタンを飲みながら語り合う彼女たちの姿は、そのまま前に進むためのエネルギー源となります。「男性は去っていくかもしれないが、友情は永遠」というメッセージは、心が折れそうな時に確かな希望を与えてくれる、40代女性のバイブル的な作品です。
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まとめ
今回紹介した作品に共通しているのは、「結局、人とのつながりって“自分を大切にすること”から始まる」ということ。
無理して誰かに合わせるよりも、自然体でいられる仲間や環境の中で、自分らしく生きていく姿が描かれています。
失恋はつらいけれど、それをきっかけに「本当に心地よい人間関係」や「自分らしい生き方」に気づけるかもしれません。
ドラマの主人公たちのように、あなたも少しずつ前を向いていけますように。
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