朝ドラ『ばけばけ』撮影地ガイド|松江・京都・滋賀のロケ地を巡る旅

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朝ドラ『ばけばけ』の撮影地を巡る旅:松江で体感する不思議で心温まる物語 トレンド

NHK朝ドラ『ばけばけ』は、島根県松江を中心に、歴史ある町並みや自然豊かな風景を舞台に描かれています。放送開始とともに「ロケ地を巡ってみたい!」という声も増えており、実際に訪れるとドラマの世界観をより深く味わえるはず。この記事では、松江の主要撮影地に加え、京都や滋賀でのロケ地も紹介します。

松江の撮影地

八重垣神社で撮影された不思議な空気感

©Photo AC

『ばけばけ』の主人公・松野トキを演じる髙石あかりさんは、松江での撮影について次のように語っています。

「トキとして松江に帰ってくることができて本当にうれしいです。八重垣神社での撮影は、プライベートで訪れたときとはまったく違う空気感がありました」

八重垣神社は古くから縁結びの神様として知られ、境内には美しい森や清らかな池が広がる神秘的な場所です。撮影現場は笑いの絶えない和やかな雰囲気で、地元エキストラとの交流も多くあったそうです。髙石さんは「松江らしい気まぐれな天気も『ばけばけ』の世界観にぴったりでした」と振り返っています。

松江の街並みとトキの物語

『ばけばけ』の主人公、松野トキは民話や昔話を愛する少女。母フミに「お話をしてちょうだい」とお願いして、怪談や日常の物語に耳を傾けます。周囲からは変わり者と思われがちですが、家族や化け物、そして日常の小さな幸せを愛する心を持っています。ドラマでは松江の街並みや自然を背景に、トキがさまざまな出来事を通じて成長していく姿が描かれます。

松江の街には白壁の土蔵や古い商店街、宍道湖を望む風景など、昔ながらの日本の美しさが残っています。松野家の家や散歩道、地元の人々とのふれあいシーンもこうした街並みの中で撮影され、視聴者はまるで松江を歩いているかのような感覚を味わえます。

国際的な夫婦の愛と挑戦

朝ドラ『ばけばけ』の撮影地を巡る旅:松江で体感する不思議で心温まる物語

©パブリックドメインQ

共演のトミー・バストウさんは松江での撮影をこう語ります。

「自然が豊かな環境で、安心して撮影できました。髙石さんとの共演シーンもとても安心して演じられました」

彼が演じるレフカダ・ヘブンは新聞記者として来日し、松江で英語を教えることになる外国人教師。トキとの出会いを通じて、異なる文化や価値観を持つ二人が夫婦として挑戦していく姿が描かれます。撮影を通じて、二人の間に生まれる微妙な距離感や信頼関係が自然に映し出されています。

松江の落ち着いた街並みと自然豊かな環境は、国際的な物語を描く舞台としても最適で、二人の絆を深める背景として印象的に映像化されています。

観光も楽しめる松江の撮影地巡り

©Matsue National Highway Office, All Rights Reserved.

八重垣神社のほか、松江城周辺の城下町、宍道湖沿いの散策路、古民家カフェなども撮影に使われました。実際に訪れると、ドラマの世界観を体験できます。地元グルメも魅力のひとつで、しじみ汁やしじみラーメンはキャストからも好評でした。

さらに、エキストラとして地元の方々が参加したことで、ドラマにリアルな温かさが加わりました。観光客が訪れた際にも、地域の人との交流を通じて松江の魅力を一層感じることができます。

撮影地ドラマでの見どころ実際の見どころ・観光情報アクセス
八重垣神社トキが怪談を聞くシーン、神秘的な空気感縁結びの神社として有名、池に紙を浮かべて願い事ができるJR松江駅から車で15分
松江城トキが散歩する城下町のシーン日本100名城の一つ、天守から宍道湖が一望できる松江しんじ湖温泉駅徒歩17分
宍道湖沿い散策路トキとヘブンが語り合うシーン湖畔の景色が美しく、夕日スポットとして人気JR松江駅から徒歩10分
古民家カフェトキが地元の人と触れ合うシーンレトロな雰囲気でスイーツや地元食材のランチが楽しめる松江城周辺に複数あり
商店街トキが買い物や挨拶をする日常シーン昔ながらの土産店や和菓子店が並ぶJR松江駅から徒歩10分
しじみ漁体験スポットヘブンが地元グルメを体験するシーン宍道湖のしじみ漁体験やしじみ汁のグルメが楽しめる宍道湖

地元の声とエキストラの魅力

『ばけばけ』の撮影では、地元の方々もエキストラとして参加しています。髙石さんは「地元の皆さんとお話ししながら撮影でき、本当にぜいたくな機会でした」と語っています。松江の人々の温かさが、ドラマの空気感をさらに豊かにしているのです。

地元の方々が参加することで、ドラマはよりリアルで親しみやすい作品になっています。観光客として訪れたときも、地域の人々との交流を通じて、松江の魅力をより深く感じることができます。

京都の撮影地

松竹撮影所(太秦)

家庭内のシーンや細やかな演出は、京都・太秦の松竹撮影所で撮影されました。松竹撮影所は数多くの映画やドラマを支えてきた歴史あるスタジオで、リアルな生活空間を再現できるセットが充実しています。『ばけばけ』では松野家の内部や細かな日常の描写がここで撮影され、温かな家族の時間が画面に映し出されました。

周辺には「東映太秦映画村」があり、実際に時代劇のセットや撮影体験が楽しめる観光スポットも人気です。ロケ地巡りと合わせて訪れれば、映画やドラマ制作の裏側を感じられるでしょう。

滋賀の撮影地

日吉大社(走井橋)

大津市坂本にある日吉大社は比叡山延暦寺の表参道に位置し、全国3,800以上ある日吉・日枝・山王神社の総本宮です。境内の走井橋は苔むした石畳や杉木立に囲まれ、幻想的な雰囲気を漂わせています。ドラマでは登場人物が思いを語るシーンに使われ、自然の静けさが心情を引き立てています。

観光で訪れるなら、秋の紅葉や春の桜も美しく、四季折々の表情を楽しめます。特に紅葉シーズンには境内全体が赤や黄色に染まり、まるでドラマのワンシーンに迷い込んだような体験ができます。

安楽律院

安楽律院は日吉大社の奥にひっそり佇む寺院で、長い石段が続く光景が訪れる人を圧倒します。『ばけばけ』では、登場人物が重要な決断をする場面で使用され、その厳かな雰囲気が物語に深みを与えました。観光地化されていないため、訪れると静寂に包まれた特別な時間を過ごせるでしょう。

坂本の街並み自体も趣があり、延暦寺への参道として古くから栄えた地域。ロケ地巡りと一緒に散策すると、歴史と文化を感じられます。

まとめ

『ばけばけ』のロケ地巡りは、松江を中心に京都や滋賀へと足を延ばすことで、物語の広がりをより深く感じられる旅になります。八重垣神社の神秘的な空気感や、宍道湖の夕景、安楽律院の静寂な石段に立てば、登場人物と同じ景色を共有できるでしょう。ドラマのファンはもちろん、歴史や自然を味わいたい旅行者にもおすすめのコースです。

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