最近、BLドラマが幅広い世代に人気を集めています。「なんとなく苦手…」と思っていた人も、実は見始めるとハマるポイントがたくさんあります。その理由は、単なる恋愛ドラマとは違い、笑い・胸キュン・切なさ・日常の癒しまで、1本でいろんな感情が楽しめること。さらに、男性同士の恋愛を描くことで固定観念にとらわれず、自由に恋愛の多様性を楽しめるのも魅力です。
今回は、気分別に「笑いたい日」「ほっこり癒されたい日」「ドキドキしたい日」に合わせて楽しめるBLドラマを厳選しました。
おっさんずラブ
あらすじ
春田創一は平凡なアラサーサラリーマンで、女性には奥手、恋愛経験も少ない毎日。仕事に追われる中、ある日突然、上司の黒澤部長から熱烈な告白を受ける。さらに同僚の牧凌太も春田に思いを寄せ、春田をめぐる三角関係が勃発する。おじさんたちの不器用で真剣な恋心や、予想外のトラブル、コミカルな日常が描かれるこのBLドラマは、職場でのドタバタと胸キュン展開がクセになる。2025年でも色あせない大人の恋愛の魅力を楽しめる作品だ。
こんな気分の日におすすめ
笑いながらドキドキしたい日や、仕事の疲れを忘れてほっこりしたい日にぴったり。BL初心者も楽しめる、心温まる三角関係ドラマ。
見どころ
田中圭演じる春田の天然で純粋な性格は、思わず笑ってしまうコミカルな表情と仕草が魅力。恋に戸惑う姿には胸キュン必至で、BLドラマならではのときめきが詰まっている。また、吉田鋼太郎が演じる黒澤部長は、大人ならではの色気とユーモアが絶妙に混ざったコミカルなキャラクター。ぎこちなく告白する姿は、笑いと胸キュンの両方を楽しめる。
さらに、林遣都演じる牧凌太も加わることで、春田をめぐる三角関係がよりドラマチックに。オフィス内での接近戦や、二人のおじさんの間で揺れる春田の心理描写など、細かい演出も見逃せない。笑いだけでなく、切ない場面で心を揺さぶられるのも、このBLドラマならでは。2025年のBLドラマおすすめ作品として、笑いと胸キュン、涙のバランスが絶妙な一作だ。
主演
- 春田創一役:田中圭
- 黒澤部長役:吉田鋼太郎
- 牧凌太役:林遣都
好きやねんけどどうやろか
あらすじ
大阪の下町・路地裏にある家庭的な小料理屋「たまえ」を切り盛りする若き店主、松本栄枝(簡秀吉)は、誰にでもフレンドリーで居心地の良いお店を作る人気者。そんなある日、東京から大阪に転勤してきた真面目なバツイチサラリーマン、曽我久志(西山潤)が上司に連れられて「たまえ」を訪れる。栄枝は曽我の一挙手一投足に目が離せず、一目惚れ。思わず「好きやねんけど、どうやろか!?」と告白してしまう。コテコテ関西弁の肉食系イケメン店主と真面目なバツイチサラリーマンの、愛おしくもどかしいムズキュンラブストーリーが始まる。
こんな気分の日におすすめ
心がときめくラブコメを楽しみたい日や、ほっこり笑いながら胸キュンしたい日にぴったり。関西弁のコミカルさと切なさが絶妙に絡む、ムズキュン初心者でも楽しめるドラマ。
見どころ
簡秀吉演じる松本栄枝は、コテコテ関西弁で周囲を和ませる明るく肉食系の店主。料理中の仕草や言葉のテンポがコミカルで、思わず笑顔になる場面が満載。一方、西山潤演じる曽我久志は、真面目で控えめなバツイチサラリーマン。初めての大阪生活と栄枝の積極的なアプローチに戸惑いながらも、少しずつ心を開いていく姿が胸キュン必至。
家庭的な小料理屋を舞台に、食卓を囲んだ何気ない日常のやり取りや、時折見せるドキッとする表情、距離が縮まる瞬間の描写が絶妙。コメディとラブが交錯する展開で、笑いながら切ない気持ちも味わえる。大阪の下町の雰囲気や温かみのある人間関係も魅力で、大人の恋愛のムズキュンを存分に楽しめる作品だ。
主演
松本栄枝役:簡秀吉
曽我久志役:西山潤
きのう何食べた?
あらすじ
美容師の筧史朗は堅実で几帳面なアラフォー男性。日々の生活は単調で、料理とテレビを楽しむ静かな毎日を送っていた。そんなある日、同居する恋人・矢吹賢二と過ごす日常の中で、些細な食事の会話や買い物、料理の失敗がきっかけで心が通じ合い、二人の絆が深まっていく。恋愛経験豊富な賢二と慎重な史朗のやり取りは、笑いあり、胸キュンありのハートフルなBLドラマ。食卓を通して描かれる、大人ならではの優しくあたたかい恋愛模様に心が癒される。
こんな気分の日におすすめ
日常系BLをゆったり楽しみたい日や、ほっこりしたい気分の時にぴったり。恋愛のドキドキよりも、日常の中の心温まるやり取りをじっくり味わいたい人におすすめ。
見どころ
筧史朗の几帳面で真面目な性格は、料理や買い物のちょっとしたハプニングに戸惑う姿が微笑ましく、思わず応援したくなる。対する矢吹賢二は明るく自由奔放で、史朗の堅さを和らげる存在。二人の対照的な性格が、日常の中で生まれる小さな衝突や笑いを生み出し、視聴者を引き込む。
特に、食卓での何気ないやり取りや、コンビニでの買い物シーン、料理の失敗からのフォローなど、細やかな演出が二人の関係性を丁寧に描いているのが魅力。笑いと胸キュン、ちょっとした切なさが絶妙に絡み合い、大人のBLとして深い共感と癒しを提供する。2025年におすすめしたい、日常系BLドラマの決定版。
主演
筧史朗役:西島秀俊
矢吹賢二役:内野聖陽
30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい
あらすじ
童貞のまま30歳を迎えた安達清(赤楚衛二)は、突然“触れた人の心が読める魔法”を手に入れてしまう。最初は戸惑うばかりの安達だったが、ある日、社内随一のイケメンで営業部エースの同期・黒沢優一(町田啓太)の心を読んでしまう。するとそこには、まさかの安達への恋心が…!戸惑いながらも黒沢と向き合うことを決めた安達は、二人の距離が少しずつ縮まっていく。魔法と恋が交錯する、ちょっぴり不思議で胸キュン必至のラブコメディが始まる。
こんな気分の日におすすめ
ちょっと非日常な設定でドキドキしたい日や、イケメン×恋愛妄想の胸キュンラブコメを楽しみたい日にぴったり。魔法の力が巻き起こす、予想外の恋の展開にワクワクできる作品。
見どころ
赤楚衛二演じる安達清は、童貞のまま30歳を迎えた冴えないサラリーマン。しかし“触れた人の心が読める魔法”を手に入れたことで、日常が一変する。町田啓太演じる黒沢優一は、社内で一番のイケメンで営業部エース。クールな顔の下に秘められた恋心を安達が知ることで、二人の関係は少しずつ変化していく。
妄想と現実、魔法と恋が絡み合うシーンは、思わず笑顔になるコミカルさと胸キュンが絶妙に交錯。残業中のオフィスや、ふとした触れ合いの瞬間など、日常の中に潜む恋のときめきが描かれ、大人のラブコメを存分に楽しめる。魔法の力が生む予期せぬ展開と、イケメン同期との距離の縮まり方が見どころだ。
主演
安達清役:赤楚衛二
黒沢優一役:町田啓太
腐女子、うっかりゲイに告る
あらすじ
高校生の安藤純(金子大地)は、自分がゲイであることを自覚しつつも、「異性を愛し、子どもを作って家庭を築く」という“普通の幸せ”に憧れている。ある日、同級生で腐女子の三浦紗枝(藤野涼子)に好意を告白され、ゲイであることを隠したまま交際を始めることに。しかし、親友や同級生、さらには年上の恋人との関係など、周囲の人々の心も巻き込みながら、純は自分自身のアイデンティティーと向き合うことになる。軽やかで切実、そして疾走感あふれる青春ストーリー。
こんな気分の日におすすめ
自分らしさや恋愛観に迷ったことがある人にぴったり。青春の葛藤や、友情・恋愛・自己理解を描く群像劇で、心に響く物語を楽しみたい日におすすめ。
見どころ
主人公・安藤純(金子大地)は、ゲイでありながらも“普通の幸せ”に憧れる高校生。藤野涼子演じる三浦紗枝との交際を通して、性別やラベルにとらわれない「私」と「あなた」としての誠実な関係を模索していく。
二人の恋愛は、親友の亮平(小越勇輝)や交際相手のマコト(谷原章介)、同級生の小野(内藤秀一郎)など、多くの人々の心に波紋を広げる。青春特有の切なさと悩み、葛藤をリアルに描きながら、QUEENの名曲に乗せた疾走感ある演出で物語が彩られる。BL・ゲイ・腐女子などの枠を超えた、多角的な恋愛群像劇としての面白さが見どころだ。
主演
安藤純役:金子 大地
三浦紗枝役:藤野 涼子
まとめ
今回は、気分に合わせて楽しめるおすすめBLドラマ5作品をご紹介しました。笑いが欲しい日には『おっさんずラブ』、コテコテの関西弁ラブコメを楽しみたい日は『好きやねんけどどうやろか』、ほっこり癒されたい日には『きのう何食べた?』、ムズキュンでドキドキしたい日には『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』など、それぞれの作品が異なる魅力を持っています。
BLドラマは恋愛の多様性を描きながら、笑い・胸キュン・切なさ・日常の癒しまで1本で体験できるのが魅力です。気分やシーンに合わせてドラマを選び、あなたの日常にちょっとしたトキメキと笑顔をプラスしてみてください。
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