及川光博、21年ぶり連ドラ主演&GP帯初主演!
2025年10月12日スタートの日本テレビ系新日曜ドラマは『ぼくたちん家』(毎週日曜よる10時30分)。主演を務めるのは、“永遠の王子”こと及川光博さん。連続ドラマ主演は実に21年ぶり、そしてゴールデン・プライム帯では初の主演となります。
本作は、社会の「すみっこ」で生きる人々の恋や家族、居場所探しをユーモラスかつ温かく描く完全オリジナルのホーム&ラブコメディです。
ドラマ『ぼくたちん家』のあらすじ
舞台は東京の片隅。動植物園で働く波多野玄一(50歳/及川光博)は、心優しく情に厚いが、恋には奥手で不器用なゲイ。ある日、人生にも恋にも冷めきった中学教師・作田索(38歳)と偶然出会い、そのクールな佇まいに胸を打たれる。
しかし、索は「恋なんていらない」と突き放すタイプ。それでも玄一は諦めず、なんと「2人の名義で家を買おう」と提案。別れるのが面倒になるほど強い“かすがい”を作ることで、関係をつなぎとめようとするのだ。
そんな2人の前に現れるのが、訳アリの少女・楠ほたる(15歳)。トーヨコに入り浸り、大金を手に「中学卒業まで親のフリをしてほしい」と玄一に持ちかける。突然の同居生活が始まり、互いに距離を測りながらも少しずつ心を通わせていく3人。
社会の“すみっこ”で生きる者同士が、笑いと涙を交えながら築く奇妙な家族の形。恋、家族、居場所——すべてが不器用で、ややこしくて、それでもあたたかいホーム&ラブコメディが、幕を開ける。
キャスト情報(2025年9月17日現在)
役名 | キャスト | 人物紹介 |
---|---|---|
波多野 玄一(はたの げんいち) | 及川光博 | 50歳。心優しく、不器用なゲイ。動植物園の職員。ほたるや索との出会いで人生が変わる。 |
作田 索(さくた さく) | 手越祐也 | 38歳。中学教師。クールに見えるが情熱的で正義感が強い。玄一と共にほたるを見守る。 |
楠 ほたる(くすのき ほたる) | 白鳥玉季 | 15歳。大金を抱え、一人暮らしをする訳ありの少女。玄一と索の家に転がり込む。 |
岡部 成治(おかべ せいじ) | 田中直樹 | 51歳。玄一の親友で不動産屋を営む。 |
百瀬 まどか(ももせ まどか) | 渋谷凪咲 | 30歳。パートナー相談所のカウンセラー。索や玄一たちに関わっていく。 |
井の頭 今日子(いのかしら きょうこ) | 坂井真紀 | 59歳。玄一とほたるが住むアパートの大家。おおらかで面倒見がよい。 |
市ヶ谷 仁(いちがや じん) | 光石研 | 58歳。ほたるの父。物語の核心に関わる存在。 |
楠 ともえ(くすのき ともえ) | 麻生久美子 | 43歳。ほたるの母。娘との関係に葛藤を抱える。 |
吉田 亮太 | 井之脇海 | 33歳。索の元カレ。未練を残し、玄一との関係を揺るがす存在。 |
鯉登 裕太郎 | 大谷亮平 | 50歳。玄一の初恋相手。青少年を守る活動をしており、再会が物語に影響を与える。 |
栗田 美緒 | 久保田磨希 | 58歳。動植物園の先輩職員。玄一の理解者。 |
松 梅子 | 土居志央梨 | 35歳。警察官。逃亡中のともえを追いかける。 |
藤沢 辰哉 | 川口凉旺 | 19歳。動植物園で働くアルバイト青年。玄一を慕う後輩的存在。 |
スタッフ
- 脚本:松本優紀(2023年度日テレシナリオライターコンテスト審査員特別賞受賞)
- プロデューサー:河野英裕、西紀州、岡宅真由美
- 音楽:東川亜希子、神谷洵平
- インクルーシブプロデューサー:白川大介
- 演出:鯨岡弘識、北川瞳
及川光博という役者の魅力
及川光博さんは、その端正なルックスと華やかな存在感、そして独特の洒脱な雰囲気で“永遠の王子”と呼ばれ続けています。一方で、シリアスからコミカルまで自在に演じ分ける演技力の高さも魅力。『相棒』シリーズでの知的でクールな役柄や、『グランメゾン東京』で見せた情熱的な表情など、幅広い表現で視聴者を魅了してきました。
今回演じる波多野玄一は、不器用でありながら情に厚く、恋に一直線なキャラクター。これまでのスマートな役柄とは一味違う、コミカルで人間味あふれる一面が見られるはずです。
手越祐也という役者の魅力
手越祐也さんは約7年ぶりのテレビドラマ出演となる今回、主演・及川光博さんの相手役として中学教師を演じます。アイドル時代から培った表現力と豊かな表情、そして場の空気を瞬時に掴むコミュニケーション力は、俳優としても大きな強みです。特に、感情の微細な変化を丁寧に表現する演技力には定評があり、共演者との化学反応を生む存在感は作品に深みを与えます。
今回のドラマはオリジナルストーリーであり、手越さんの抜てきは視聴者の期待を大きく集めています。過去には「疾走」や「しゃばけ」などにも出演し、幅広いジャンルでの経験を積んできた手越さんだからこそ、中学教師役という新たな役柄にも自然に馴染み、物語に説得力と温かみをもたらすことができるでしょう。
昨年の『イッテQ!』復帰や地上波出演で見せた親しみやすさと確かな演技力は、今回のドラマでも大きな注目ポイントです。手越さんの俳優としての魅力が光るシーンの数々に、ファンや視聴者の期待が高まっています。
白鳥玉季という役者の魅力
白鳥玉季さんは、口元のえくぼと凛とした瞳がトレードマークの若手女優です。子役から培った自然でリアルな演技力で、子供らしい純粋さや複雑な感情を巧みに表現できます。その演技は「ただかわいいだけの子役」とは一線を画し、観る人の心に強く残る存在感を放ちます。
例えば、映画『酔うと化け物になる父がつらい』では、幼少期の娘役として、父親の不可解な行動や日常の困難を冷静な視線で受け止める姿を体現。観客からは「幼いながらも表情一つで感情が伝わる」と高く評価され、彼女の演技力の確かさを印象づけました。
自然体でありながらも存在感がある白鳥さんは、幼さと大人びた感性を併せ持つ、これからますます活躍が期待される女優です。
見どころと考察:「ぼくたちん家」はこう面白くなる!

- 人間ドラマ×社会的テーマの融合
LGBTQや家庭問題、偏見などのテーマを、重すぎず、しかし軽んじずに描く構成。笑いながらも胸に残る物語になりそうです。 - 予測不能な三角関係(家族的な意味で)
恋のお相手と、訳アリ少女という全く異なる2人が玄一の生活に飛び込むことで、家族とも恋人とも違う不思議な関係性が生まれるはず。 - 及川光博のコメディセンス発揮
シリアスもコメディもこなす及川さんだからこそ、玄一の“真剣なのにどこかズレてる”愛らしさが最大限に活かされそうです。
放送情報
『ぼくたちん家』
日本テレビ系 2025年10月12日
毎週日曜よる10時30分放送
公式HP:https://www.ntv.co.jp/bokutachinchi/
このドラマ、ただのラブコメでは終わらず、視聴後に「誰かに優しくしたくなる」ような温かさを残してくれる予感がします。キャスト発表や予告映像が出るたびに、ネットも盛り上がりそうですね。
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