大自然の中で感じるアートの息吹—
2025年、北海道・白老の飛生アートコミュニティーで開催される「飛生芸術祭」は、ただのアートフェスではありません。広大な森に囲まれたこの場所では、アートと自然が一体となり、まるで心と身体が「呼吸」するような体験が待っています。
幻想的な焚き火の炎に包まれながら、個性豊かなアート作品と音楽が織りなす空間で、あなただけの特別な時間を過ごしてみませんか?
これからお届けするのは、2025年の飛生芸術祭の予測情報。昨年の成功を踏まえて、どんな魅力的なプログラムが登場するのか、今から楽しみで仕方ありません!
飛生芸術祭とは?
飛生芸術祭は、北海道白老町の「飛生アートコミュニティー」を舞台に毎年開催されている、 音楽・アート・パフォーマンスが融合した野外フェスティバルです。
もともと廃校となった小学校(飛生小学校)をアーティストが再生し、 「自然と共存するアートの村」として活動している場所がベース。
森の中に現れるアート作品、焚き火を囲むライブ、地元の食と人がつながるコミュニティ。 大規模な商業フェスとは異なり、“小さな熱量”が森を灯す、そんなイベントです。
実際の雰囲気レポート(過去参加者の声より)

「初めて参加したときは、どんなフェスか全く知らずに来たのですが、着いた瞬間から空気が違うと感じました。森の中に点在するアートは、まるで自然と一体化していて、ふと立ち止まって見入ってしまうようなものばかり。夜は焚き火の炎とアコースティックライブの音に包まれて、気づけば知らない人たちとも語り合っていました。ここでは“観客”ではなく、“参加者”として場に溶け込む感覚があります。商業フェスとはまったく違う、“自分に戻れる時間”を過ごせました。」

「子どもたちが自由に遊び回り、大人はアートと音楽に浸る。まさに理想の時間。」

「夜になると森全体が光に包まれて、別世界に来たようでした。」
木々の間を縫って設置された作品、手作り感あふれるステージ、 ふと見上げると満天の星空と、虫の音。静けさと熱気が同居する空間です。
2025年の開催情報
- 開催日:2025年9月6日(土)〜14日(日)10:00~16:00
- 場所:北海道白老町 飛生アートコミュニティー(旧・飛生小学校)
- 入場料:ドネーション制(期間中会場に募金箱を設置)
- 駐車場:無料
- 公式サイト:https://tobiu.com/
- Instagram:https://www.instagram.com/tobiuofficial/
- X:https://x.com/tobiuofficial
※最新情報は公式SNS(Instagram・X)で随時更新されます。
アクセス方法
自動車でのアクセス
- 札幌方面から
道央自動車道 白老ICから国道36号線を約17km。
日本製紙工場を過ぎ、ENEOSの信号を右折後、飛生方面へ6km。 - 室蘭方面から
道央自動車道 登別東ICから国道36号線を約15km。
サンクス竹浦店を過ぎ、ENEOSの信号を左折後、飛生方面へ6km。 - 所要時間
札幌南IC〜白老IC:約1時間
新千歳空港IC〜白老IC:約30分
室蘭IC〜白老IC:約30分
公共交通・タクシー
■ 札幌駅 〜 高速竹浦(約90分)
- 【北海道中央バス】高速むろらん号/高速竹浦にて乗降
- 【道南バス】高速白鳥号/高速竹浦にて乗降
■ 新千歳空港(2番・29番乗り場)〜 高速竹浦(約55分)
- 【道南バス】高速はやぶさ号/高速竹浦にて乗降
※時刻表などの詳細は[こちら]をご確認ください。
■ 高速バス乗降場 〜 会場(タクシー 約10分)
- 【白老交通】TEL:0144-82-2244
■ お問い合わせ先
- 北海道中央バスターミナル:TEL 011-751-2637
- 道南バス:TEL 0143-45-3411
※時刻表や詳細情報は[こちら]をご覧ください。
※なお、高速竹浦発 → 札幌駅前ターミナル・新千歳空港行きの便は、前日までの予約が必要ですのでご注意ください。
レンタカー
- 新千歳空港には複数のレンタカー会社があります。詳細は各社ウェブサイトで確認。
持ち物・服装・初心者向けアドバイス
- 夜は冷える!9月でもフリースやダウン必須
- 長靴・防水ブーツ:雨の日や朝露で地面がぬかるむことも
- 懐中電灯 or ヘッドライト:夜は本当に真っ暗です
- 虫よけスプレー、帽子、カッパもあると安心
「ちょっと大げさかな?」と思うくらいの防寒・防水対策が◎
ウポポイ大合唱とアイヌ文化の音楽体験
「飛生芸術祭」の魅力の一つは、アイヌ文化を体感できる音楽やパフォーマンスの要素です。その中でも特に注目すべきは、アイヌの伝承歌である「ウポポ」の大合唱。ウポポはアイヌ民族の伝統的な歌で、歴史や文化を歌い継ぐ重要な要素として、アイヌの人々にとって深い意味を持っています。この歌は、自然や祖先とのつながりを大切にするアイヌの精神が込められています。
「ウポポ大合唱」は、アイヌ文化を学び、音楽を通じてその深さを体感する貴重な機会となるでしょう。音楽は言葉を超えて人々の心に響き、参加者は自然とアイヌ文化の持つ美しさに触れることができます。アイヌの伝統音楽や舞踊が演じられる場では、その土地の大自然が生み出す特別な空気感と相まって、非常に心に残る体験ができることでしょう。
特に注目したいのは、ウポポイ祭2025における「ウポポ大合唱」のセッション。アイヌの歌を一緒に歌い、音楽を通じて伝統文化に触れ合うことができます。昨年(2024年)の「ウポポイ祭」では、訪れる人々と共にウポポを歌い、アイヌ文化への理解が深まる素晴らしいイベントとなりましたが、2025年の詳細な開催予定については、まだ未発表です。そのため、参加を希望する方は今後の公式発表に注目することが必要です。
また、ウポポの音楽とともに、アイヌ古式舞踊や伝統的な楽器の演奏も行われ、会場全体がアイヌ文化に包まれます。このようなパフォーマンスは、観客にとっても大きな感動を与えることでしょう。
ウポポ大合唱の一部をYouTubeで観ることができるので、事前にその感動的な音楽を感じてみるのもおすすめです。以下のリンクから視聴可能です:
「飛生芸術祭2025」では、このようなアイヌの音楽やパフォーマンスがイベントの一環として登場し、参加者に忘れられない体験を提供することでしょう。
おすすめの楽しみ方(予想)
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※2024年の投稿
- アート展示:木造校舎内で、飛生に関わるアーティストの展覧会が行われる予定です。
- 森のツアー:飛生の森を案内するツアーが開催され、自然とアートの融合を体験できます。
- ワークショップ:地域の人々と一緒に参加できるワークショップが予定されています。
- 飲食ブース:地元の食材を使った料理や飲み物が提供される予定です。
SNSに載せたくなる!飛生芸術祭の映えスポット(予想)
木造校舎:歴史ある校舎がアート空間として活用され、独特の雰囲気を醸し出します。
森の中のアート作品:自然と調和したアート作品が点在し、写真映えします。
焚き火エリア:夜になると焚き火が灯り、幻想的な雰囲気が楽しめます。
北海道・白老町のご当地グルメを楽しもう!

©白老町教育旅行ガイド
飛生芸術祭での素晴らしいアートと音楽の体験に加え、白老町ならではのご当地グルメもぜひお楽しみください。白老町は、自然の恵みを受けた美味しい食材が豊富なエリア。ここでしか味わえないグルメを紹介します!
1. 白老牛(しらおいぎゅう)
北海道の名産、白老牛は、絶品の和牛として全国的に有名です。その肉質はきめ細かく、柔らかく、旨味が凝縮されています。特に、ジューシーで脂の甘さが特徴的で、ステーキやしゃぶしゃぶで味わうと一層その美味しさが際立ちます。飛生芸術祭の近くで食べられる白老牛の焼肉や牛丼は、訪れた際の絶対に外せない一品です!
2. 白老町産の新鮮な魚介類
白老町は海にも近く、新鮮な魚介類が手に入る場所。特にお刺身や海鮮丼が絶品です。漁港で水揚げされたばかりの魚を使った料理は、まさに地元ならではの味わい。ほたてや牡蠣、カニなど、新鮮な海の幸を堪能できます。
3. 道の駅しらおいの特産品
白老町には、地元の特産品を扱うお土産スポットも充実しています。道の駅しらおいでは、地元の野菜や果物を使った加工品や、白老牛のハンバーグ、野菜の漬物、新鮮な魚介を使った缶詰など、地元ならではの食材をお土産として購入することができます。
4. 美瑛産の野菜を使った料理
北海道は美瑛をはじめ、野菜の宝庫でもあります。白老町のレストランでは、美瑛産の新鮮な野菜をふんだんに使った料理を楽しめます。たとえば、季節ごとに変わる野菜のグリルや、野菜スープ、サラダバーなど、体に優しい料理が揃っています。
5. 白老町のスイーツ
そして、甘いもの好きにはたまらない地元のスイーツ。特に人気なのが、白老町産のミルクを使ったプリンやアイスクリーム。北海道の豊かな自然で育まれたミルクを使用したスイーツは、濃厚でクリーミーな味わいが楽しめます。これらは飛生芸術祭のイベント参加後、ほっと一息つきたい時にぴったりです。
白老町は美味しさがギュッと詰まった町!
飛生芸術祭に参加する際には、ぜひこの素晴らしいグルメを味わってください。白老牛をはじめ、新鮮な海の幸や地元野菜を使った料理は、どれも心に残る美味しさです。北海道・白老町で、美味しいものを食べながら、アートと自然に包まれる最高の時間を楽しんでくださいね!
まとめ:飛生芸術祭は「ただの音楽フェス」じゃない
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※2024年の投稿
飛生芸術祭は、アート×自然×人が溶け合う、特別な“場”です。
大きなステージも派手な演出もないけれど、心に残る体験が必ずあります。森の中で火を見つめ、音を聴き、人とつながる。自然とアート、そして温かいコミュニティが一体となり、訪れる人々に唯一無二の体験を提供してくれます。
オシャレで洗練された人々が集まり、まるで一つの大きなアート作品のような空間が広がります。都会の喧騒を離れ、心からリラックスできる場所として、若者から大人まで、多彩な人々が集うこのフェスでは、誰もが自分らしくいられる瞬間に出会えます。
あなたもこの秋、飛生芸術祭で「本当のフェス」を体験してみませんか?
ここでしか味わえない、静かな興奮と心に残るアートの世界が待っています。
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