- イッテQ登山部とは?
- イモトがイッテQで挑戦した海外の山一覧
- 各山の挑戦エピソード
- 2009年5月|キリマンジャロ(タンザニア・5,895m)
- 2010年8月|モンブラン(三山縦走)(フランス/イタリア・4,810m)
- 2011年8月|キリマンジャロ(2回目)(タンザニア・5,895m)
- 2012年1月|アコンカグア(アルゼンチン・6,961m)
- 2012年9月|マッターホルン(スイス・4,478m)
- 2013年10月|マナスル(ネパール・8,163m)
- 2014年4月|エベレスト(ネパール・8,850m)
- 2015年6月|デナリ(マッキンリー)(アメリカ・アラスカ・6,168m)
- 2016年8月|アイガー(スイス・3,970m)
- 2017年12月|ヴィンソン・マシフ(南極大陸・4,892m)
- 2025年3月|ブライトホルン(冬山)(スイス・4,164m)
- イッテQイモト登山が与えた影響
- まとめ|イモトの挑戦はこれからも続く
イッテQ登山部とは?
「世界の果てまでイッテQ!」で視聴者の心をつかんだのが、イモトアヤコさんの“登山部”企画。芸人でありながら、海外の過酷な山々に挑み続けるその姿は、多くの人に勇気と感動を与えてきました。
これまでに登った山はキリマンジャロやマッターホルン、アコンカグアなど世界的な名峰ばかり。挑戦の中には成功もあれば断念もあり、イモトさんの登山の歴史そのものが「人間ドラマ」として語り継がれています。
この記事では、イッテQでイモトが挑んだ海外の山を一覧でまとめ、壮大な挑戦の軌跡を振り返ります。
イモトがイッテQで挑戦した海外の山一覧

年月 | 山名 | 国・地域 | 標高 | 結果 |
---|---|---|---|---|
2009年5月 | キリマンジャロ | タンザニア(アフリカ) | 5895m | 登頂成功 |
2010年8月 | モンブラン(三山縦走) | フランス/イタリア(ヨーロッパ) | 4810m | 登頂成功 |
2011年8月 | キリマンジャロ(2回目) | タンザニア(アフリカ) | 5895m | 登頂成功 |
2012年1月 | アコンカグア | アルゼンチン(南米) | 6961m | 登頂断念 |
2012年9月 | マッターホルン | スイス(ヨーロッパ) | 4478m | 登頂成功 |
2013年10月 | マナスル | ネパール(アジア・ヒマラヤ) | 8163m | 登頂成功 |
2014年4月 | エベレスト | ネパール(アジア・ヒマラヤ) | 8850m | 登頂断念 |
2015年6月 | デナリ(マッキンリー) | アメリカ・アラスカ(北米) | 6168m | 登頂成功 |
2016年8月 | アイガー | スイス(ヨーロッパ) | 3970m | 登頂成功 |
2017年12月 | ヴィンソン・マシフ | 南極大陸 | 4892m | 登頂成功 |
2025年3月 | ブライトホルン(冬山) | スイス(ヨーロッパ) | 4164m | 登頂成功 |
各山の挑戦エピソード
2009年5月|キリマンジャロ(タンザニア・5,895m)

©Freepik Company
初めての本格的な海外登山。酸素が薄くなる過酷な環境で体力の限界に挑みつつも登頂成功。芸人が挑む挑戦として大きな話題になりました。当時は“珍獣ハンター”のイメージが強かった彼女ですが、高山病に苦しみながらも一歩一歩前進する姿は、多くの視聴者の心を打ちました。登山中は現地スタッフや仲間の励まし、温かいスープの差し入れ、冗談で場を和ませるやり取りなどが支えとなり、過酷な環境をチームで乗り越えました。疲労困憊の中、山頂アタックを成功させ、涙ながらに喜ぶ姿は、番組史に残る名場面として今も語り継がれています。詳細はコチラ
2010年8月|モンブラン(三山縦走)(フランス/イタリア・4,810m)

©Photo AC
アルプス最高峰の三山縦走に挑戦。険しいルートを突破し、登山家としての成長を示しました。暗闇や雷、極寒の氷河・クレバスなど過酷な環境の中、仲間やガイドの支えを受けながら、一歩一歩登頂を目指しました。ブログでは「体力も技術も足りない中、ほぼ気力で登った」と振り返り、自身の限界に向き合った経験を記録。多くのスタッフや仲間の協力のもと、頂上から見渡す氷河や雪原の絶景は、努力と挑戦の達成感を実感させる特別な瞬間となりました。詳細はコチラ
2011年8月|キリマンジャロ(2回目)(タンザニア・5,895m)

イモトさんが挑んだ24時間テレビの登山企画では、初回の挑戦で学んだ経験を生かし、2回目に挑む姿が描かれました。ブログでは、同行した早絵さんが限界まで頑張る姿に感動し、「最後は気持ちだけで登ったのでは」と称賛。頂上からの御来光やアフリカの雄大な景色は、努力の結晶として言葉にできない感動をもたらしました。登山中は歌や女子トークで笑い、熱帯雨林の野鳥や氷河の景観を楽しむなど、仲間との絆と人間味あふれる時間も。イモトさんは、経験を力に変え、挑戦する勇気を視聴者に届けたと振り返っています。詳細はコチラ
2012年1月|アコンカグア(アルゼンチン・6,961m)

体力・気力・高度順応が問われる過酷な山で、長期遠征を経て頂上目前まで迫るも、天候悪化と雪崩のリスクによりガイド判断で登頂を断念。目の前の頂上を前に涙をのむ決断となりました。イモトさんはブログで「精神的にも肉体的にも最大のピンチだった」と振り返りつつ、仲間の励ましと支えに感謝。悔しさと感謝が交錯する登山は、彼女にとって仲間との信頼を深める忘れられない経験となり、自然の厳しさと命の大切さを痛感した挑戦でした。詳細はコチラ
2012年9月|マッターホルン(スイス・4,478m)

アルプスの名峰に挑戦。前回のアコンカグアでの経験もあり、不安とプレッシャーを抱えながらも一歩一歩進み、現地ガイドの支えのもと頂上に到達しました。「山のてっぺんに立ったら気持ちいい」と語る達成感は、多くの視聴者に感動を与えました。下山にヘリを使用したことに賛否はあるものの、努力と挑戦精神は揺るがず、ブログでは支えてくれた仲間やスタッフへの感謝も綴られています。悪天候との戦いの末、登頂成功。視聴者に大きな感動を与えました。詳細はコチラ
2013年10月|マナスル(ネパール・8,163m)

世界第8位の高峰に挑戦。酸素の薄い8000m峰での成功は、日本のテレビ史に残る快挙です。酸素の薄い過酷な環境で、体力・技術・精神力すべてが試される命がけの登山です。登頂は決して一人ではなく、ベテランガイドや若手クライマー、医療・技術スタッフ、カメラマン、女性スタッフら多くの仲間の支えがあり達成できました。10月2日、イモトさんはついに頂上に立ち、「自分の足で来ました」と感動を語ります。曇りで景色は見えなくとも、登頂そのものが最大の達成感となりました。詳細はコチラ
2014年4月|エベレスト(ネパール・8,850m)

イモトアヤコさんはベースキャンプ到着後、順応のためメラピーク(約6,400m)でトレーニングを行い、エベレスト登頂に備えていました。しかし、2014年4月18日の雪崩事故で13名が命を落とし、登頂予定ルートの安全確保が困難に。現地スタッフの判断で日本時間4月28日に登頂断念が伝えられます。イモトさんはブログで、5年間の努力の集大成であったことへの悔しさと、命を守る判断の重要性を率直に綴り、信頼するガイドの言葉に救われた心境を明かしました。詳細はコチラ
2015年6月|デナリ(マッキンリー)(アメリカ・アラスカ・6,168m)

イモトアヤコさんの七大陸最高峰チャレンジ第6弾は、北米最高峰デナリ(旧マッキンリー、6,168m)登頂でした。前年度のエベレスト挑戦は雪崩の危険により断念となり、その悔しさと経験を胸に新たな挑戦に臨みます。デナリはアラスカ先住民の要請で2015年に名称が改称されましたが、当時は依然マッキンリーとして親しまれ、番組でもその名称が使用されました。イモトさんは前回の経験を生かし、安全を最優先に登頂に挑みました。極寒と厳しい天候の中、北米最高峰を登頂成功。極限環境での挑戦は視聴者に大きな勇気を与えました。詳細はコチラ
2016年8月|アイガー(スイス・3,970m)

©Photo AC
イモトアヤコさんは2016年、スイスの名峰アイガー(3,970m)に挑戦。北壁の垂直の壁を前に「落ちたら助からない」と呟き、恐怖と緊張の中、一歩一歩足を進めました。その姿には、挑戦者としての強さと恐怖に打ち勝つ勇気が刻まれ、視聴者にも伝わる迫力と感動を生みました。険しい山を前に立ち向かう勇姿は、努力と決意の象徴であり、多くの人に勇気を与える挑戦となりました。詳細はコチラ
2017年12月|ヴィンソン・マシフ(南極大陸・4,892m)

©Wikipedia
南極最高峰に挑戦。体感温度マイナス50度、風速40~50mの極寒ブリザードの中、強風で倒壊するテントや手足の感覚を失う寒さなど過酷な状況が続きました。しかし、冷静なガイドやカメラマン、制作スタッフら登山部のチームワークに支えられ、イモトさんは頂上に到達。永遠に続く氷の大地を前に息をのむ感動を味わい、「この山でしか得られない美しさと恐怖」を体感しました。詳細はコチラ
2025年3月|ブライトホルン(冬山)(スイス・4,164m)

©Photo AC
ブライトホルン登山では、極寒の環境や高山病の影響でメンバーが途中下山するなど、予期せぬトラブルが続きました。カメラマンのジャンボさんも撮影や荷物管理を1人でこなし、高山病の症状が出るほど体力を消耗。イモトさんはその姿を見て危機感を抱き、自らカメラを手に取り映像記録を担当。「編集以外は全部自分がやる」と強い責任感で登山を続けました。かつての仲間・中島健郎さんの支えを思い浮かべつつ、過酷な状況の中で集中力と体力を尽くし、美しい景色を届けるため挑戦を続けました。詳細コチラ
イッテQイモト登山が与えた影響
- 芸人でありながら、本格登山家としての実績を築く
- 成功も断念も含めた挑戦が視聴者に勇気と感動を与える
- 女性視聴者や登山ファンへの大きなインスピレーション
まとめ|イモトの挑戦はこれからも続く
イモトアヤコさんの登山は、バラエティ番組を超えた“挑戦の記録”です。世界各地の名峰に挑み続ける姿は、成功も失敗も含めて多くの人の心に残ります。
これまでの挑戦は壮大な人間ドラマであり、次にどの山へ挑むのか、多くのファンが期待を寄せています。
コメント